プロローグ

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アリシア「長かった…遂にこの手で完成させたぞっ…!私専用魔力核(マギカコア)!!うぅ…長かった…ほんっっっとうに長かった!!後はこの魔力核を私のブレイズブレードに付けてあげれば…」 そう言うとアリシアは魔武器、赤をベースに所々白が入ったロングソード、ブレイズブレードの柄の中心に嵌め込んだ。 するとブレイズブレードに嵌め込んだ魔力核が突然光りだし、脈動したかと思うと、魔力核を中心に炎が吹き出した。そう思う暇もなく、勢いを増し部屋中を駆け巡った。 アリシア「うっわ!!もしかして失敗!?」 慌てふためいてる間にも火の勢いは増していく。 暫くすると魔力核の光は消え、それと同時に炎も収まっていった。 アリシア「ふぅ…さ、流石魔力核…とんでもない力ね。…って、うわ!?」 炎が収まった後のアリシアの部屋は、あらゆるものが燃えていた。 アリシア「あーっ!!何て日なのよもーっ!こうなったら仕方ない…水よ!《上級魔法》ダイダルウェイブ!!」 自分の部屋が燃えていると言う状況に半ばキレ気味のアリシアは、水の上級魔法、ダイダルウェイブを放った。 するとアリシアを中心にして渦が巻き始め、次第に勢いを増していった。見る見るうちに広がっていき、最終的には水の奔流が部屋全体を多い尽くしていった。 だが彼女は魔女、彼女の魔法はあらゆる意味で規格外。そんな彼女の上級魔法ともなると破壊力が凄まじいのだ 水が引いた後に残ったのは、あらゆる物が散乱し、崩壊寸前の部屋と、その部屋の中心に魔女が1人。 「…あー、今日も素敵な1日ね…」 これは、13人の偉大な魔女 アリシア・ルフェルトの物語である
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