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ピシッ、と空気が凍りついた
アリシア「ーーーーいる?」
男2「あ?」
男1「ーーーーあっ」
アリシア「今の発言、いる?」
男1「いや、あの」
男3「なんだ、本当に男だったのか?笑えるぜ!!男のくせして女気取りたぁ、とんでもねえド変たぐぶぉおおおおおおおおぉぉぉ…」
ズガァァン!!
男2「ーーーーあっ?」
男3が何か言い終える前に、一瞬にして壁にめり込んだ。
否、アリシアが壁に埋め込んだ。
アリシア「いやぁ、私も出来るだけ被害は出さないように努めたつもりなんだけどね…こうも徴発されちゃうと、ね?」
壁に埋め込まれた男3の頭を掴み、更に埋め込もうとするアリシア。
他の人から見たら、アリシアから紅のオーラが漂っているように見えた。
魔法の一つ
身体強化魔法上級、 炎の鎧
アリシア「おっといけない、つい一番力の出る魔法使っちゃった。」
ふっと、アリシアの周りからオーラが消えていく。
男1、2「あっ…」
男1と2は、ただ呆然と男3が埋め込まれた壁を見ていたが、はっとしたかと思うと、一目散に逃げ出した
男1「にっ、逃げろぉおおお!!!」
男2「お助けっ、お助けえええええ!!!」
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