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マコト「え?」
虚偽も気付いたようだ。
キョウコ「ん?」
境子も怒るのを一旦やめて後ろを向いた。
境子の背中からは炎の翼が生えていた……
キョウコ「え?え?何これ!?何で燃えてるの?っていうよりも、生えてるの?」
神「おー!凄いなー!1度も魔力を使ったことのない人が、こんな、繊細なコントロールを必要とすることが出来るなんて!!」
さっきまで遠い目をしていた男が突然そういった。
神「あーっ、とごめんね?少し驚いちゃってさ。だって、神様の前で説教始める人なんて始めて見たし、この魔力のコントロールのよさにもびっくりさせられちゃってさー。何せ、最初からここまで上手く使いこなせる人なんてそうそういないからね。」
そう言いながら笑う男。それを聞いたとたんにテンション上げはじめる虚偽。
マコト「え!?マジで?マジで魔法もう使えるの?」
と言って何か腕を振りはじめた。
境子は「凄い!何か小鳥さんの形にもなっちゃった。」とか言って炎で遊んでいる。
それを見て「ほお、上手いでやがりますね~」と感心したようにそれを見る美人。
(何だ?このカオス…………)
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