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姉さんは眠ったまま、時々僕の名前を口にする。 「ヨウタ…ヨウタ…」 「なんだい?僕ならここにいるよ」 返事は無い。 「姉さん、僕を独りにしないで…」 僕がそっと頭を撫でると、姉さんは一筋涙を零した。 「ああ、そんな悲しい顔しないでよ」
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