悩み

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悩み

「最悪だ…この世の終わりだ…。」 そうポツリと俺は、呟いた。 「おいおい。そう頭を抱え込むなよ。」 「そうだ。カッコイイ面が台無しだぞ。」 友人二人は俺を励ましてくれたが、立ち直れなかった。 そして、一人の友人は俺の肩をポンッと置いた。 「たかが、母親にエロ本を見つけられただけじゃねぇか。」 「そうだけどよ…。」 「ま。最初は、そんなもんさ!でも、オレ等は健全な中学生!」 「同感だ。だから、恥じることなんてない。」   ・・ 俺の悩みはそれだけでない。 そして、一人の友人は…。 「で?どんな内容のエロ本を見られたんだ?」 「引かない?」 「「もちろん!」」 「…熟女ものなんだ。」 そういった後。 友人二人は、フリーズした。 この日から、俺のアダ名は王子様から年増好きの変態野郎と名付けられたのは言うまでもない。                   ―完―
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