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グリリ「これはグラニュー族が作り上げた武器 ワレンダルソードとヨクシナルデボウよ、大事に取っておきなさい…ぐすっ…」
やや押し付ける様に受け取らせれば、鼻を鳴らしながら顔を背けるグリリを見て眠華が笑い
眠華「泣く事無いじゃん…ま、またすぐに帰ってくるよ!」
梓「お手紙書くから泣かないで?」
グリリ「…う」
眠華&梓「う?」
グリリ「うわぁぁぁぁぁあん!行かないでよぉおお」
眠華「ちょっ、騒がしいわ!あーもう、見るもんじゃないからあっちいけぇえ!」
グリリが眠華の足に抱き着き顔をぐしゃぐしゃにしながら号泣すると、その騒ぎから人がグリリの家の前にわらわら集まってきて 眠華が涙目になりながら叫ぶと道具屋の方からつかつかとパステルグリーンの髪をツインテールにしている少女がやってきて
???「グリリも眠華もうるさいですぅ!お客さんが逃げちゃうじゃ無いですかぁ!」
その少女がどこからかハリセンを取りだすと一気に二人を叩いて
梓「あ、ヴァニラさんだー!こんにちはー!」
ヴァニラ「梓、こんにちはですぅ、で?この漫才もどきは何ですかぁ?」
梓「…わかんない!」
キラキラとした癒しの笑顔をヴァニラに向けながら、梓はそう答えた
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