江戸…やはり江戸

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中条流 江戸初期には中条帯刀を祖とする婦人科の流儀であったが、後にはほとんど堕胎専門医となり、中条といえば堕胎を意味するようになった。ちなみに、経口避妊薬として、「朔日丸」(ついたちがん)というものがあり、毎月の朔日に服用すれば孕まないと言われた。 持薬さと朔日丸を 後家はのみ 中条は這入り勝手を 三所(みとこ)あけ 中条の少しこなたで 駕篭を出る 江戸生業物価辞典より
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