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母にカメラを向けていたのは伯父らしい。
伯父は産まれたときから母のことが好きだったようだ。
伯父が子供の母を犯したのかどうかわたしは知らない。
母がその後も伯父に犯され続けたのかどうかわたしは知らない。
わたしが知っているのは母が嫁いだのは父の許だったということだけだ。
そのときの母の胸中をわたしは知らない。
だけど口では聞かされていたけどそのときは驚いたけど初めて会ったお父さんはお顔が綺麗だったから厭ではなかったわとわたしが訊くと母が答える。
父の許に嫁いでから母が伯父と関係を持ったのかどうかわたしは知らない。
でも父は母と伯父との関係を知っていたはずだ。
だから父は母を引き受けのだ。
母のすべてを引き受けたのだ。
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