第1章 始まり

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ミツルギ 「ふぅ~~~~~~ すまねぇ、もう大丈夫だぁ」 大介 「俺も出て行くぞ!」 ミツルギ 「悪かったって謝ってるだろ?」 大介 「もう、良いから説明してくれよ…」 ミツルギ 「俺の戦い方、物理的な部分は正解だ、だがその理屈だけ見ても、お前は未熟だ」 大介 「それは一夕一朝で出来ないだろ?」 ミツルギ 「そうなんじゃがな、 まあ、儂の本質わな…『兆し(きざし)』じゃよ…」 大介 「『兆し』ってなんだ?」 ミツルギ 「まあ、待て順序良く行こう 人は何かを行動する時は、頭で考えてから動くんじゃ その動く一瞬を『機(き)』と言う   大介の動きは無駄が少なく良い『機』が練れつつある   しかし、儂は大介の考えて動くまでの間を読み取り行動する」 大介 「やっぱり、俺の行動が予め分かってないとあんな動きは出来ないはず…」 ミツルギ 「そう、未来が見えるはブフッ 大袈裟じゃが…あながち間違いでは無い」 大介 「おやじさん質問だ… それは、俺も体得可能か?」 ミツルギ 「あ?勿論じゃ まあ、普通の事をしていては無理だがな」 大介 「じゃあ、今日は何する?」 ミツルギ 「今日は休みだ…  買い物へ行くから付いて来い」 そう、言うとミツルギは部屋に入っていった  
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