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公園から人が居なくなる
すると公園の入口から悠太君が姿を現れた
「あれ…悠太君
何処に行ってたの?」
「すみません、ちょっとトイレに…
それでユウちゃんについて分かりました?」
「それが、何もただ…今さっきいた男の子達に話を訊いたんだけど…
ユウちゃんの事をお化けみたいなって…
悠太君の見せてくれた写真のユウちゃんが顔を隠しているのと関係しているのかな?
悠太君、どうなのかな?」
悠太君は暫く黙ってから
「そう…あれは僕がこの公園でユウちゃんに初めて会ったときの事です」
とユウちゃんに初めて会った時の話を始めた
「ユウちゃんは何人かの男の子達に囲まれて言われていました
お前は顔がお化けみたいだとか酷い事をいっぱい…
確かに…ユウちゃんは顔が他の人とは違っていました、でも僕は…」
「その子たちとは違ったんだね」
「えぇ、だって顔が人と少し違うからって虐めるなんて
それに僕達と同じ人なんですよ
だから僕はユウちゃんと友達になろうと決めたんです」
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