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((side◇Hikaru,
静かな夜の街に俺達ふたりの足音が嫌というほど響く。
「くしゅんっ」
隣で大ちゃんがくしゃみをした。
「大ちゃん寒くない?大丈夫?」
「ん、大丈夫」
深夜の真っ暗な街を不気味に照らし出す月。
何か嫌な予感がする。
嫌な予感っていうか…
胸騒ぎ…?
そんなことを考え、重たい足を無理に動かしながら歩いてたら
ターゲットが住む家に到着してしまった。
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