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それにしても、あんなに女の子と遊びまくっていた勇仁とそうなったというのに、身体に掛かる負担は酷いものだと思った。
お互い酔っていた事もあって、多少の無茶はしているのかもしれなかった。
「まぁ、どうでもいいか……」
記憶もなく過ぎてしまった事を、今更思い返しても無意味な話だ。そう思いなおした真琴は、徐々に訪れてきた眠気に委ねる事にした。
(出来れば……シャワーぐらいは、浴びたかったのにな……)
薄れゆく意識の中で願ってみたが、重くなった瞼に逆らう事が出来ず、叶えられそうになかった。
酔っ払った時とは違う睡魔が真琴を襲って来て、そのまま意識を手放してしまった。
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