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あとがき
葵さん、今回のイベントに参加させて頂きありがとうございました。
そして皆様読んで頂きありがとうございました。
今回はとても詩とは言えません。伝わりにくく申し訳ありませんでした。
これは、亡き父へでした。
父の命は穏やかではなく。奪われるという形で訪れ。10年という月日が流れました。
父なら。わしの事は忘れて笑うて生きい。
わしは大丈夫やでポンサクと仲ようやらんかい。ほんまかなわんやっちゃな。
とでも言ったでしょうか。
ある日突然、父の命は奪われ。
その現実がおきる前の私には戻れなくて。
しかし、父はこんな私を望んでいないでしょう。
私もそうです。しかし、父を忘れたくない。父と共に生きるなら泣きながらでもかまわない。そう父へ書きました。
最愛の人。
そうよんでかまわないのか?世間には賛否両論ある生き方をした父ですが。
10年たっても私は変わりなく、大切な父へ愛してるを伝えたく。そして、私はやっぱり泣いています。
嬉しい日があれば、伝えたいと泣き。笑った後は必ず涙ばかりです。それだけ彼は、父は私に誠実に真っ正面から向き合ってくれ。そして、私の中に母のした消えない傷を思い出させない為の嘘。これだけは墓の中に入るまで突き通した。言い訳ひとつしない父の一番苦しかっただろう優しさでした。父の最期の言葉は、私に甘えすぎた。でした。
それは、多様な意味があり、しかしながら私を解放する為の短い言葉でした。
これは父への手紙であると同時に、遺族というたち位置からのリアルな言葉です。
この世に変わりも、あの時もないのです。
どの人も大切なあなたは一人で大切な今は一瞬で過去です。悔いても悔いきれないそんな今だけは誰の身におきるかわかりません。私か父の命を想い泣くように、父は私の笑顔を願いました。
誰の中でも大切なあなたはたった一人。
あなたの中の大切なあなたもたった一人。自身を愛し許してやれよと、私の中の私もいうのですが、結果泣いてる私でいたいと、最後の最後書き直してしまいました。
詩にならず申し訳ありませんでした。
2016年2月13日父の10年10ヶ月の命日に。
娘から父へでした。
姫猫
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