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優しい手
この身にいつまでも
貴方の嘘は
私を笑顔にする
貴方の嘘は
貴方を苦しくする
苦しみながら
ただ私の笑顔に笑う
貴方はいつだって
嘘つきで
貴方はいつだって
不器用で
そんな貴方は
たった一人
貴方はいつだって
私の幸せばかり願った
貴方はいつだって
私の笑顔を喜んだ
甘えすぎた
そんな言葉で
私の中から消せる悲しみに
その命を変えようとした
貴方の願い通り
貴方を忘れられたなら
私は
貴方の大好きな
笑顔で
貴方の大好きな
真っ直ぐ
後悔の無い私で
生きられるのかもしれない
貴方は
そう望むのだと
私は知っている
それでも
貴方は一人しかいない
私に触れた
優しい手
嘘偽りの無い
真っ直ぐな愛情
貴方は私に
笑って生きてくれ
そう願うだろう
私は貴方に
泣いて笑って
私の中で生きてくれと願う
それは
苦しい事だと
それは滑稽だと
わかっている
誰がどう思って
誰がどう言ったって
私は変えられない
私は変わらない
私は変わりたくもない
私は貴方を忘れる事はない
貴方が最期まで
貫き通した嘘
それが私を守った
どんな耳に届かぬ様
隠しても
私の耳に真実は届いた
大切なあなた
ごめんなさい
忘れて生きる事
私には出来ない
それで笑うのは偽り
平凡で幸せでいて欲しい
貴方は願うだろう
自分の変わりを見つけろと。
大切なあなたへ
貴方はたった一人。
生涯を誓い
共に生きる伴侶がある
今でも
貴方を愛してる
いつだって会いたい
全てを捨ててもかまわない
そう泣き濡れる日もある
この涙でいつか花は咲かない。
それでも
大切なあなた
あなたはたった一人
私の中に存在し続ける
最愛の貴方へ。
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