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それは正しく、俺が一息ついた刹那だった。
俺の臀部に、激しい痛みが走る――。
余りの痛みに、俺は思わず自らの臀部――その痛みの元凶部分たる肛門へと、恐る恐る手を伸ばした。
そして、パンツの上から肛門部分に触れた瞬間、ベトリとした生温い感覚が俺の右手に伝わってきたのである。
俺は慌てて、その右手を視線の先へと移動させた。
そして、右手にこびりついた赤い液体を俺は静かに見詰める。
(くっ....!?((((;゜Д゜)))
やはり、無理が祟ったか――!
ケツの傷が開きやがった....( ;∀;))
俺は、激しい痛みに耐えながら何とか、視線をキモ猫へと向けた。
だが脂汗を滴らせながら、何とか耐えしのぐ俺の苦痛を知ってか知らずか、キモ猫はサラリと言う。
「御主人どうしたにゅるか?(´・ω・`)?
御主人のもオッキしてる所を見ると、御主人も気持ち良かったニョロね♪♪(/ω\*)」
「んな訳あるか――!(#`皿´)
テメェが、そのエグいの俺のケツにブチ込みやがるから、前立腺が過剰に刺激されちまったんだよ!(*`Д´)ノ!!!
お前みたいなケダモノと一緒に、すんな――!!(`ロ´;)」
ケツの傷に、慌てて掴み取ったティッシュを、宛がいながら俺はキモ猫を睨めつけた。
「ほぇ?(ノ´∀`*)そうだったにゅるか?
俺っちは、てっきり御主人も気持ち良過ぎてビンビンになってたのだと思ってたにゅる♪♪(/ω\*)」
陥没した顔で、不思議そうに首を傾げるキモ猫....。
(この野郎....本気で殺されたいのか?
(# ゜Д゜))
俺は怒りの余り、右拳に力を込める。
しかし、その直後――。
突如として俺の尻の傷口が、更に開く。
俺は、それを即座に察知しティッシュを数枚、掴み取ると、それをケツの穴に宛がった。
(くっ....(|| ゜Д゜)
このままじゃ不味い....早く傷口の治療をしないと・・・・・)
俺は、慌てて自室の薬箱を机の下から引き出し、治療に適したモノを探す。
そうして俺は、切り傷等に有効そうなアロエ軟膏と、ガーゼ、包帯類、固定用テープなどを引っ張り出してきた。
まぁ、赤チンって線も無くはないが、かなり染みそうなので俺は、取り敢えず赤チンを除外する事にしたのである。
(さて、さっさと治療しないと....(つд;*))
俺は、治療の為にイソイソと、パンツを下ろそうとした直後――。
不意にキモ猫が目を、輝かせながら言った。
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