今日から俺はシンデレラ?

7/18
前へ
/131ページ
次へ
俺は軟膏を塗り込む作業を終えると、取り敢えず一息着いた。 しかし直後、不意にある疑問が俺の脳裏を過る (それはそうと、このキモ猫は何者なんだ? (; ̄Д ̄)?) それは本来、一番最初に考えねばならない事柄である。 だが、残酷な現実に打ちのめされ冷静さを失ってたせいか俺には、それについて考えている余裕は無かった。 故に今頃になって、そんな当然の疑問を俺は直視する事になったのである。 「所で今更なんだけどキモ猫、お前何者だ??(; ̄Д ̄)??」 「ん??(´・ω・`)? 俺っちは、ゆうズィィにゅるが?」 ゆうズィィと名乗るキモ猫は、何処からともなく出した茶碗入りの日本茶を啜りつつ、俺に、そう答えた。 「ゆうズィィ?(´Д`) 何それ....? 何か知らんけどお前、ゆうズィィ人とか、そんな感じの種族な訳?(; ̄Д ̄)??」 俺は、お茶へのツッコミは即座にスルーし、取り敢えず確信部分への聞き込みを優先する。 「ほぇ??Σ(゜Д゜) 何を言ってるにゅるか御主人?(´・ω・`)? ゆうズィィは、俺っちの名前にゅるよ? あ........もしかして御主人、見た目通りの格好いい名前だたにゅるから、思わず興奮しちゃったにゅるか?( ̄ー ̄)ニヤリ」 「いや........(´д`|||)そんな事は微塵も思ってないから――。 そりゃそうと、お前....一体、何者....? 何が目的で、こんな事してんだよ?? (´・ω・`)?」 「最初にも言ったにゅるが、俺っちは御主人の願いを叶えて幸せにする為に、ここに来まちたにゅる♪♪(/ω\*)」 キモ猫が俺に、そう言い終えた直後、不意に俺の脳裏を、ある可能性が過る――。 (猫で、願いを叶えるだと....?Σ(゜Д゜) それって、まさか....。) ――ドラ○もん――・・・・・・? そうとしか思えない。 ヤツが猫ロボで、未来から来たなら最早、疑い余地すらあるまい。 「ちょ............ちょっと待ってくれ....。 (; ̄Д ̄) まさかとは思うが、お前....未来から来たんじゃあるまいな?Σ(゜Д゜)」 俺は恐る恐る、キモ猫へと問い掛ける。 しかし――。 「ぷぷぅ――?σ(≧ω≦*)何言ってるにゅるか御主人~♪ それじゃあドラえも○みたいじゃないにゅるか??(ノ´∀`*) それは無いにゅるよ御主人♪ 何せ俺っちは、過去から御主人を幸せにする為に、参上したマジンにゅるから~♪ ♪(o・ω・)ノ))」
/131ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加