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俺は軟膏を塗り込む作業を終えると、取り敢えず一息着いた。
しかし直後、不意にある疑問が俺の脳裏を過る
(それはそうと、このキモ猫は何者なんだ?
(; ̄Д ̄)?)
それは本来、一番最初に考えねばならない事柄である。
だが、残酷な現実に打ちのめされ冷静さを失ってたせいか俺には、それについて考えている余裕は無かった。
故に今頃になって、そんな当然の疑問を俺は直視する事になったのである。
「所で今更なんだけどキモ猫、お前何者だ??(; ̄Д ̄)??」
「ん??(´・ω・`)?
俺っちは、ゆうズィィにゅるが?」
ゆうズィィと名乗るキモ猫は、何処からともなく出した茶碗入りの日本茶を啜りつつ、俺に、そう答えた。
「ゆうズィィ?(´Д`)
何それ....?
何か知らんけどお前、ゆうズィィ人とか、そんな感じの種族な訳?(; ̄Д ̄)??」
俺は、お茶へのツッコミは即座にスルーし、取り敢えず確信部分への聞き込みを優先する。
「ほぇ??Σ(゜Д゜)
何を言ってるにゅるか御主人?(´・ω・`)?
ゆうズィィは、俺っちの名前にゅるよ?
あ........もしかして御主人、見た目通りの格好いい名前だたにゅるから、思わず興奮しちゃったにゅるか?( ̄ー ̄)ニヤリ」
「いや........(´д`|||)そんな事は微塵も思ってないから――。
そりゃそうと、お前....一体、何者....?
何が目的で、こんな事してんだよ??
(´・ω・`)?」
「最初にも言ったにゅるが、俺っちは御主人の願いを叶えて幸せにする為に、ここに来まちたにゅる♪♪(/ω\*)」
キモ猫が俺に、そう言い終えた直後、不意に俺の脳裏を、ある可能性が過る――。
(猫で、願いを叶えるだと....?Σ(゜Д゜)
それって、まさか....。)
――ドラ○もん――・・・・・・?
そうとしか思えない。
ヤツが猫ロボで、未来から来たなら最早、疑い余地すらあるまい。
「ちょ............ちょっと待ってくれ....。
(; ̄Д ̄)
まさかとは思うが、お前....未来から来たんじゃあるまいな?Σ(゜Д゜)」
俺は恐る恐る、キモ猫へと問い掛ける。
しかし――。
「ぷぷぅ――?σ(≧ω≦*)何言ってるにゅるか御主人~♪
それじゃあドラえも○みたいじゃないにゅるか??(ノ´∀`*)
それは無いにゅるよ御主人♪
何せ俺っちは、過去から御主人を幸せにする為に、参上したマジンにゅるから~♪
♪(o・ω・)ノ))」
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