喪失記念日

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「痛っ――?? イデデででぇぇ――――!?((((;゜Д゜)))」 俺の臀部を襲う強烈な痛み――。 (く....くそ、何がどうなっているんだ!?( ; ゜Д゜)) 俺は状況を理解する為に、慌ててスタンドの電気をつけた。 そして、俺の両足を押し上げながら現実味の無い猫顔の何者かが、俺の肛門を貪り続けるのを目にする。 それは....余りにも現実感がなかった。 何せ、その猫の顔はまるで、顔文字だったからである。 だがしかし、その顔に反して、その肉体はシュワルツェネッ○ー顔負けのマッスルボディー。 (ひっ....化け物――!?((((;゜Д゜))) くそ、何がどうなっているんだ....。 落ち着け、落ち着くんだ哭九郎!) 俺は状況を理解する為に、何とか冷静に現実を見詰めた。 そんな中、この怪物猫の声が俺の耳元へと響き渡る。 「ご、御主人、イクにゅる♪ イッちゃうにゅる♪(〃ω〃)」 そして、俺は現実を直視した。 (俺は、強姦されているのか、このキモ猫に――!? そんな、嫌だ! 嫌だァァァァ――!??(´;ω;`)) 処女喪失――。 俺は、このキモ猫に犯され…大切なお尻の処女を喪失してしまったのである。 それは正しく悪夢だった。 (俺が一体、何をした――!?(´;ω;`)) 当たり処の無い怒りが、フツフツと沸き上がってくる。 だが考える限り、こんな状況に至っている原因が分からない....。 俺は普通通りに、過ごしてきた筈なのだから....。 いや、違う....。 良く考えれば昨日は、今までとは異なる過ごし方だった事を不意に思い出す。 そう....昨日はあの石の箱を拾い....俺は願ってしまった。 童貞喪失と言う大願を....。 ならば原因は恐らく、あの石の箱に願った事が原因としか思えない。 しかし――。 (何で童貞喪失を願って、処女を喪失する事になるんだよ――!??(´;ω;`)) 意味が分からない。 だが、そんな絶望にうちひしがれる俺に対し、追い打ちをかけるかの如くキモ猫が、発情期さながらの声で叫ぶ。 「ご、御主人――♪(〃ω〃) もう少しでイクにゅる♪♪(/ω\*) 御主人にお尻の中でイっちゃうにゅる~♪(*ノ▽ノ)」 (な....!?( ; ゜Д゜) 何だと!?? 俺のお尻の処女を奪うだけでは飽きたらず、俺の尻に中出ししようと言うのか貴様は――!!? さ、させるか――!!(#`皿´))
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