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「あゆみママはさっき見ての通り品格の漂う女王様だろ?あっちのテーブルのチーママ、heikoさんは知的な女神様。あと綺麗系だとカウンターの蓮花さんは眼鏡美女だし、沙耶さんはクールビューティー。可愛い系だと…慧ちゃんはツンデレなのに天使だし、MARIちゃんは天然小悪魔だな」
「あー!ぶちょー!!あゆみママに連れられてる女の子!!めっちゃ可愛くないれすか?私、あの子を指名したいでふ」
「宇佐美、お前はもうこれ以上酒飲むな。水でも飲んどけ」
「かちょー!何言っちゃってんれすか?ぐふふふふふふ」
もう、俺は知らん。
あゆみママが若い女を連れて戻ってきた。
「今日はこの子がお相手をさせて頂きます。ほら、挨拶して」
「巴世里です。よろしくお願いしまーす」
ここでまさかの名刺交換。
しまった!仕事中じゃないから油断していつものキレが出せなかった。
チッ、次でリベンジしてやる。
「巴世里ちゃん?見かけない顔だね。新人さんかな?」
「あ、私この店の常勤じゃないんです。今日はヘルプで来たんで、初めてなんです……」
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