Lesson 3

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「でもまさか、あんな状態から…」 「逆転負けするとは思わなかったよ、鮎美ちゃん」 ――局後の将棋盤を眺めつつ、 おじさまは私の指し手を褒めてくれた。  「…このタイミングで、鮎美ちゃんの陣の急所に、私の『歩』が刺さったから、まず攻めが途切れず、勝ちだと思ってた。ここで攻め合いに出られて、速度で負けるとはね…完敗だよ」 …だから、おじさま達と指すのは楽しくて大好き♪ 明日もまた、この将棋会館に遊びに来るつもりだ。
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