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「でもまさか、あんな状態から…」
「逆転負けするとは思わなかったよ、鮎美ちゃん」
――局後の将棋盤を眺めつつ、
おじさまは私の指し手を褒めてくれた。
「…このタイミングで、鮎美ちゃんの陣の急所に、私の『歩』が刺さったから、まず攻めが途切れず、勝ちだと思ってた。ここで攻め合いに出られて、速度で負けるとはね…完敗だよ」
…だから、おじさま達と指すのは楽しくて大好き♪
明日もまた、この将棋会館に遊びに来るつもりだ。
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