懐かしい地球

10/10
前へ
/126ページ
次へ
湊「この世界でも魔法って使えるんだな」 俺は色を変える魔法も使える事を確認して髪を黒くする その他の魔法も使えるかを試す 水、風、土、雷、光、闇、時、空間、創造、破壊、幻覚、血、その他もろもろ… よし、全部問題なく使えるみたいだ 俺は今、無言で火とかがついたけど本当は詠唱と言うものが必要だ まあ、そこは…慣れ? さっき位の火なら <火よ> だけでつけられるけど 今まで魔法が身近にあったせいか、普通に使える事に安心した 湊「地球にも魔力ってあったんだな」 魔力があるのに何故地球人は魔法が使えないんだろう 俺は水球を指先に沢山浮かばせ、お手玉の様に遊びながら考える 湊「まあ、とりあえず魔法の事は秘密だな」 水球を全て消し、異世界に召喚される前に歩いて来た道を戻る 歩くのと同時に揺れる黒い前髪がなんだか懐かしい 湊「戦いはもう勘弁だな」 …本気出すのなんて最高神が相手な時位だけど こうして俺は地球の自分の家に帰って来たのであった
/126ページ

最初のコメントを投稿しよう!

167人が本棚に入れています
本棚に追加