入学まで

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藤村「い、行くよ!行ってみるから!」 途端に泣き止んだ、そう、これは母の常套手段であったので藤村は、またやられたと思った時母はとんでもないことを口走った 藤村母「良かった~願書提出しといて~」 藤村「…………は?」 藤村は母にどうゆうことだと詰め寄った 藤村母「友達がね?入学してくれるなら寮の代金安くするし色々お得だって言うから~ それに、困ってるみたいだし」 藤村「も、もちろん併願だよね!?」 藤村母「単願よ?」 藤村は頭を抱えた 藤「あーあ…さらにやられちゃったよ」 そして入試当日 藤村母「行ってらっしゃい~」 藤村「僕生きてられるかな…」 こうして藤村甲子園は多少学力に難があっても気力でカバーし、無事試験に合格。 新たな生活に十割がた不安で挑むことになった。 正直笑える。
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