入学まで

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次の日、藤村は教室に来て早々溜息を吐いた 藤村「はぁー」 そこにS藤君が話しかけてきた S藤「S藤ってなんだよ!」 藤村「何一人で言ってんの?」 S藤「佐藤だよ佐藤、甲子園は高校どこにするか決めたのか?」 藤村は落ち込みがちになっていた 藤村「何校か行ったんだけど…強豪校は設備は凄いんだけどなんてゆうか、自分には合わない気がするんだよね」 S藤「でももうそろそろ出願とかあるぜ?」 藤村「どうしようー」 その日は1日中授業が耳に入らずボヤッとしていた 帰宅後 藤村「ただいまー」 藤村母「おかえり~」 藤村は母に相談した 藤村「結局決まらないよ高校…本当にどうしよう」 母は思い出したかのように 藤村母「そういえば私の友達から電話があってね、高校悩んでるんなら一度おいでって言われたわ」
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