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「アブブ」
私の顔をさわろうと手を伸ばす
「彼 かわいがるでしょう」
「うん 帰ってくるとベッタリよ
春奈も寝るまで春美から離れないし
お風呂も私とは入らないの
オッパイあげてるときだけよ
私んとこ来るのは」
笑いながらナオがいう
「パパ好きなんですねぇ
春奈ちゃん!」
キャッキャッとはしゃぐ春奈ちゃんは
ほんとに可愛らしい
そんなことを話していると
玄関のチャイムが鳴った
「春奈 お願いね」
そう言いナオが玄関へ向かった
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