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フゥ~!
雅臣はため息をついた
「………綾乃 ごめん」
雅臣は頭を下げた
「ウソついたのは
余計な心配かけたくなかった
一緒にいたのは 支店長の娘さんだ」
「あなたの銀行の?」
「ああ」
雅臣は口を開いた
「彼女は今年うちの銀行に
新入社員として入行したんだ
俺が直属の上司になった」
「うん」
「母親の誕生日プレゼントを欲しいと
言われ綾乃の店を紹介したんだ
場所がわからないからと一緒に来た」
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