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「お店の社員の森さんの話だと
何回か見かけたって言ってたけど」
「うん…………実は何回か来てる
その度にいろいろな要件で…………」
はあと髪をかきあげる雅臣
「支店長から娘を頼むと言われててさ」
え!
そういうのは仕事だけなんじゃないの?
そう思ったけど口に出すのはやめておいた
「それだけだからな!」
雅臣は真剣な眼差しで私を見つめる
「まさか綾乃は俺と彼女のこと……」
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