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「愛してるんでしょ？雅臣さんのこと」
「ん………愛してる」
「彼が綾乃じゃない人と恋に落ちたら？
他の人と結婚するとしたら？
綾乃はどう思う」
「嫌！絶対に嫌！考えられない」
うん
ナオがうなづいてニッコリ笑った
「大丈夫ね」
「ありがとう ナオ」
私は何におびえていたのだろう
何が怖かったんだろう
愛していて愛されてる
わかっていても怖かった
いつか
離れていってしまうんじゃないかと
いつも不安だった
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