恋人同士

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私の身体を横抱きにした雅臣に ふわりとソファーに寝かされた 上を向いた私の目の前に雅臣の顔 サラリと前髪が額を覆って 熱を帯びた瞳が見え隠れしてる 私の髪を撫でながら じっと見つめている彼 「ま………雅臣?」 このままの体勢を不思議に思って彼を呼ぶ 「……綾乃」 せつなく呼ぶ彼の頬に手を伸ばす 「俺を信じて!」 「うん」
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