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「ごめんねー。
叔父様に無理矢理、
縁談させられそうになって困ってたの。」
「は?」
「私、こんな体質だから、
結婚なんか絶対無理だ~て、叔父様にも
言ったんだけどね。。
でも、遊太君がプロポーズしてくれて本当助かったわ。」
「プロポーズ??
おいおい、そんなの無効だ!
俺全然覚えてないし、
お前もそんなの嫌だろ?」
「全然、嫌じゃないよ。」
長澤はニコリと微笑んで、
俺に近づいてくる。
月明りが窓から差し込んで、
長澤が一層と妖艶に見える。
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