第2章 散りばめられた未来

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スバルが転校してきて3日。 早くもクラスの人気者になった スバルは昼休み…。 曇り空が広がる屋上にいた その数歩、下がって未捺もいる 「源湯さん、何の用ですか?」 未捺は少し肌寒い風に舞う髪を抑えながら聞く 「原崎さ、いや…ミナっちと呼ぼう」 「はぁ、?  ……もういいです。」 くるっと回り教室に戻ろうとした 未捺の肩をスバルが掴む。
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