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何か迷っているのか中々、
話始めないスバルに未捺は
室内に戻ろうと歩き出す
「待てって……。
灰泥雨の話しってるだろ!?」
「ハイドロサメ?生物学でならまだ習ってませんよ?」
未捺はまたスバルを向き首をかしげる
「違うって、君の叔父さんが話してたやつだよ!!」
叔父さんと言われ、
よぎった話はひとつ。
「知らない。」
あの話は他言無用。
未捺は逃げるように教室まで走った
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