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「未捺…放っといてやれ」
お爺ちゃんが困ったように
口をヘの字に曲げ言った。
「だって、え?なんで
なんで源湯スバルがいるの!」
「まぁ座りなさい、大事な話があるわ」
母に言われて仕方なく座るが
一向にスバルはカーテンから出てこない。
「源湯くんは、あんたの叔父さんについて話があるそうよ?」
「またそれ、話があるなら出てきなさいよ!」
急に呼ばれたかと思えば
1日に二度も叔父さんの
名前を出され未捺は
不安になりつつ、
カーテンの奥に叫んだ。
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