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お爺ちゃんの細い足が
ポキポキ鳴る度、未捺は思い出す
叔父さんも昔、鳴らしていた。
「あの、それで話とは…」
カーテンが少し揺れ、
見覚えのある顔が覗いた
「ごめんねミナっち。」
「いや、謝られても…
さっさと話してくださいよ」
急ぐ気持ちは、叔父さんのことを何故スバルが知っているのか…それを聞き出したくて。
「ミナっちの叔父さん、
灰泥雨のこと君に話したよね?」
スバルはカーテンから
大きな鍋を持って出てくると
お母さんが鍋敷きを急いで出す。
鍋をテーブルに置き一息吐いた
スバルは蓋を開けて
未捺に覗くように指示した。
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