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真っ赤な傘よりも冴える金髪
雨なんか気にしてないみたい。
「スバル……」
「…俺のせいだな、」
「あの話したから?…だよね」
「お前、さっさと帰れ…」
「えっ、でも」
スバルの手から渡された
傘が唯一の道具だった。
私から離れていくスバル。
学校の制服は同じはずなのに、
傘もささないで歩いていく。
「なんでっ!スバル!まってよ…」
足が動かない。
怖い。
行かないでよスバル!
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