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真っ赤な傘よりも冴える金髪。
「スバル……」
「…俺のせいだな、」
「あの話したから?…だよね」
「お前、さっさと帰れ…」
「えっ、でも」
スバルの手から渡された
傘が唯一の道具だった。
私から離れていくスバル。
学校の制服は同じはずなのに、
傘もささないで歩いていく。
スバルは何者なんだろう、
私とスバルが出会って
この地獄の光景まで
たったの1週間。
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