第1章

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最悪だ…この世の終わりだ。もうお終いなんだよ! 出来る限りの手は尽くした。それでも、これは止まらなかった。 俺が弱いからだ。俺にこいつを止めることが出来たら、結果が少しでも変わっていたかもしれない。 「助けて、助けてくれー!!」 あぁ、また悲鳴が聞こえる。また誰かが俺のせいで痛い思いをする。 「次はお前だ」 次は俺?そうだ、俺のせいでこうなったのだから。 「毎度毎度!喧嘩の度に!窓割ってんじゃねー!」 「ひでぶっ!」
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