attack7

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「そうだね。アレは仕事バカだから。 恋愛に関しては絶望的にダメ人間で。 だが、どうか広い目で見てやってくれないか」 ここで私は思い切って言う。 「あの、でも本命の彼女が。 2才年上で、結婚間近って聞いてます。 実は去年の2月14日に、その彼女が来て。 私に『別れろ』と釘を刺していきました。 バチンって、頬まで殴られたんですけど」 清水主任は、僅かに目を見開き。 それからゆっくりとこう言った。
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