attack1

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「さっき神田課長が言ってたの、あれ、 本当ですか?和泉主任とデキてたって」 その射るような瞳に、戸惑い。 「まさか。私は長年、男日照りですよーだ」 思わず嘘をつく。 「あの、この前言ったの、本気ですから。 俺と付き合ってくださいって」 エレベーターを降りてすぐ。 彼に手首を掴まれ、向かい合う形で立ち止まる。 その瞬間、背後に誰か人の気配を感じて。
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