attack2

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土曜の朝になると、彼は笑って出ていく。 半同棲中という、彼女の元へ戻るため。 いつだったか、飲み会の席で言っていた。 「彼女が今年30才になるから。 もう、結婚しろって圧が凄くて。 正直、ビビってる」 冗談っぽく言っていたけど、 たぶん、本音だったのだろう。 私は、平日のみの恋人。 彼は、彼女のもの。
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