attack4

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非常口へと繋がるドアの奥。 きっと死角となる場所で。 いわゆる壁ドンの体勢をした主任が、 私を問い詰める。 「計算してやってるのか、って訊いてんの」 「え、あ、だって」 戸惑う私を見て、その顔が緩む。 「バーカ、嘘だよ。 全然そんなこと思ってない。 早く優羽を抱き締めたかっただけ」
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