1 出会い

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次の日、朝、玄関を出ると春樹が待っていてくれた。 お互い「雨だね。」と言いながら、春樹は「今日は、サッカー出来ないなぁー」など話ながら学校へ向かって行った。 二人で桜の花びらが雨に打たれて落ちていくのをしばらく黙って眺めていた。 ボーっとしていると急に肩を叩かれてビックリしながら振り返ると八重が「おはよ」と笑顔で立っていた。 また三人で探してみるもストールは見つからなかった。
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