再び訪れた魔の時間

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ーーー ーー ーー 「お前、頭おかしいんじゃない?」 「なっ…?!」 私は耳を疑った。 何故、こんな事を言われなきゃいけないの? 胸がバクバクと波打ち、頭に血が上っていくのを感じた。 私は怒りと悲しみに耐えきれなくなり、無意識に部屋を飛び出していた。 ”きっと、彼も怒ってたから咄嗟に言ってしまった言葉に違いない。” ”私はジョーダンを間に受けてしまっただけだ。” ”傷付くからもう言わないでと伝えれば、きっともう彼は言わない。” そんな事を考えながら、1人夜道を歩いていた。
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