第18章 身代り人形の愛

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「可偉人、君が好きだよ」 でも――。 「でも……何も感じない」 「静……」 心が締め付けられるほどの愛も 死んでもいいほどの幸福観も。 あるいはそう 無条件の自己犠牲。 なりふりかまわず貪欲に求める 本能的な愛。 僕がコントロールできないすべてが 昔も今も律に向かっている。
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