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「えぇ加減にしーやぁ!もう、ええわ!」
突っ込みがそう言って軽くボケの肩をはたく。
どっと笑いが起きて、
漫才師達は一礼をし、舞台を下がる。
一昔前、よくあるお笑いの終いの形だった。
このところ、世間には、
「えぇ加減にしーやぁ!もう、ええわ!」
と言いたくなる出来事は多い。
そんな出来事は多いのだが、ボケが酷過ぎて
突っ込みたくもならないし、
とても笑えない。
笑えないどころか、辛くなってしまう。
私は、ここでは、
ちょっと考えさせられるテーマを
笑いながらもちょっと真面目に語り合えたら
良いな。
そう思いながら書いている。
ところが、世界は、
年始早々、きな臭い煙がたちこめ
「えぇ加減にしーやぁ!」
等と呑気に言っていられない情勢が続いている。
国内でも、
胸が潰されてしまいそうな
惨い殺人や、
悲惨な事故が相次いでいる。
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