いち

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放課後、ダラダラと教室で残っていた。 気づけば寝ていたようでほかの生徒は帰っていなかった。 外を見ると暗くなっている。そろそろ帰るか…そう思って席から立った。 「誰かいるのか?」 ガララとドアを開けて声を掛けたのは担任 げ...やっかいなのに会った チッと舌打ちがつい出てしまう。 「おいおい、先生にその態度はどうかと思うな」 カラカラと笑い、まだ居たのか早く帰らねーと母さんが心配するぞ?と言ってきた。 その言葉を無視して帰る準備を進めた。 早く顔が見えない所へ逃げたかった。
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