いち

4/6
前へ
/6ページ
次へ
お菓子とジャン〇を買ってもらった俺は少し上機嫌で兄の隣を歩いた。 買い物が終わって外に出ると真っ暗だった。 息が白くなる。 隣のやつは鼻と頬を真っ赤にしてさっっぶと嘆いていた。 マスク装備の俺に不足なし!!どやぁと心で呟きながら帰路についた。 「いやぁ弟が付いてきてくれて助かったよ」 木綿豆腐と絹ごし豆腐の違いとか分かんなかったしあははーと笑っている。なんでこのあほが教師をすることが出来るのか... はぁとため息をつくと お兄ちゃん弟がいないと駄目だわーなんて言ってやがる ふざけんな。 またマスクを引き上げながら、さっさと先に進んでやった。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加