序章

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~~~~~~~ 「ほら、大丈夫だから……」 彼、であり職場の先輩たる快斗が私を優しく導く。 それでも、恐いものは恐い。 人生初の経験。 怖くないはずがない。 「ま、待って。も、もうちょっとゆっくり」 「ダメダメ。もう待てないから。ほら行くよ」 意地悪な彼は、私の言葉なんて気にもしない。 「あ、痛!」 「あ、こら!引っ掻くなアヤツ!」 ~~~~~~~
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