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「葛西?今日、俺んちにお泊まりしような?そんな酔ってちゃ家帰れねぇだろ?」
「うんっ…福原しゃんのお家に、お泊まりする…。」
なんで酔ったやつって口調がちょっと子供っぽくなるんだろうな?
「そんじゃ、いくか。」
葛西はかなり酔っているせいかタクシーに乗っている間も部屋に移動する間も終始俺に抱きついていた。
「ほら、ベッド着いたから寝な?」
シワになると思ってスーツは脱がせ俺のスウェットを着させた。
サイズは、まぁでかいわけで。
彼シャツって……いいよな。
で、ベッドに寝かせたはいいけど
「うぅ……福原しゃんも~」
そう言って俺のシャツを一向に放そうとしない。
しかた、ないかぁ。
今、お仕置きすっか。
ゆっくりと首筋を舐め鎖骨当たりに吸い付く。
お仕置きって言っても俺にはこのくらいしか出来ねぇんだよな…。
だって嫌われんのやだし。
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