26人が本棚に入れています
本棚に追加
/63ページ
葛西陽人side
目を覚ます。
周りを見渡す。
「あっ、福原さんの家だ…っ……」
痛む頭をおさえる。
どうやら昨日は相当飲んだらしい。
(また、福原さんに迷惑かけちゃったのか…)
自分がベッドで寝てるということはおそらく福原さんはリビングで寝ているのだろう。
実は前もそういう事があった。
俺が悩んでいる時に飲みに誘ってくれてお世話になったのだ。
あの時は酔っている最中の記憶があったが今回はまるっきり無い。
(俺、何も話してないだろうな…?)
取り敢えずお礼をいうべくリビングへ向かった。
最初のコメントを投稿しよう!