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「ねぇ葛西。決めて?今このまま俺に抱かれるか、俺を押し退けて逃げるか。早く決めないと……問答無用で抱くよ?」
いつもよりもっと低い福原さんの声。
「早く決めて?」
耳元で囁かれる。
それと同時に耳に噛み付かれる。
「んぁっ」
舌で舐められる。
吸い付かれる。
何が起こっても動けない体。
自分の声とは思えない高い声だけが出る。
さっきの選択に逃げるとあったが本当に福原さんは逃がしてくれる気があるのだろうか。
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