留学編

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 この小説は 1.留学時代・青春編 2.妊娠・結婚生活編 3.不倫・そして・・・編 からなる三部作です。 ”倉持紗季”の小さな頃からの夢だった海外留学。  充実していた留学生活でしたが、 同じ日本人学生だった”早乙女あさひ”に恋して、一緒に暮らし始めます。  しかし、その後まもなく”あさひ”の子供を妊娠したことから、 海外留学を諦め、日本に帰国する事になります。  日本に帰国後まもなく”あさひ”と結婚。 結婚と、ほとんど同時に出産。  夫”あさひ”は家庭を持つために、 父親が経営している会社を継ぐことになりました。  ”紗季”も子育てのかたわら、会社を手伝うことになります。  見知らぬ土地で、初めての結婚、出産、子育て サラリーマンの家庭で育った”紗季”にとって 理解できない自営業の不安定さ。  ”あさひ”の仕事はいつも忙しく、 帰宅は、ほとんど深夜になります。  子育てに疲れた”紗季”は、 忙しすぎる”あさひ”との会話もあまりなく、 いつも1人、寂しさを募らせます。  ”紗季”は そんな”あさひ”から心が離れ、独りぼっちになっていきます。  そんな時に子供のサッカースクールで出会った、 自分より5歳年下の子供のサッカーのコーチ ”寺澤 温”  母として、妻として、最後は”女”として 狭間で揺れる”紗季”の女心。  自分をどんどん追い込んでしまう辛さから いつしか・・・ image=497949781.jpg
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